長寿化、定年延長の時代、従来の60歳定年後を「老後」とするシングル型ライフプランは通用しなくなっています。
社会的環境変化の中、自分自身の選択によるマルチステージ型ライフデザインが求められています。
50歳からを再構築期と定義し、自らリカレント教育を実践することで新たなる展開期へとつなげて行きましょう。
自らの人生のハンドルを握らず、会社依存、国家依存の受け身のままでは豊かな人生は遠のくばかりです。

全ての人に 自立!能動!自由闊達!年齢不問! を提唱いたします。

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豊かな人生への必要条件

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「人生100年時代」という言葉が嫌いな理由

「人生100年時代」という言葉が流布されています。元々は書籍「LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 」にて、21世紀生まれでは約5割の人が100歳まで生きるという推計を紹介したもの。この本はマルチステージ型のライフプラン作りを推奨するもので至極まっとうな内容ですが、この言葉だけが切り取られました。

問題は、この言葉が不安をあおるためだけに使われているということ。長寿のリスク面だけを強調します。これは、不安をあおることで利する権益者が大勢いるということの証でしょう。この言葉を一般化させて、彼らを喜ばすのは残念な気がします。

本来はもっと「健康寿命」に着眼すべきではないでしょうか? 「健康寿命」をいかに伸ばすか、伸びた「健康寿命」をいかに豊かに生きるか?不安ではなく、安心と自信を持って長寿を謳歌しましょう。

 いたずらに不安におびえることなく、長寿が喜ばしいことだという観点で語り合いたいものです。

※本ページは下記を参考に作者が独自に解釈し、図式化したものです。
 ・藤原和博「坂の上の坂」  ・リンダ グラットン・アンドリュー スコット「LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 」
 ・徳岡晃一郎「40代からのライフシフト」  ・神代雅晴「幸せの四つの因子」